準備編、作業編に続き、
最終章…エンコ作業編開始です。
「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張x264出力(GUI)」を選択します。
出てきたウインドウの「ビデオ圧縮」をクリックします。
~アニメ編~
まず左半分の映像関連の設定です。
「シングルパス-品質基準VBR」を選びます。
マルチパスだと時間がかかりますがより綺麗に仕上がります^^
品質は基本的に16~19です。数字が小さいほど綺麗に(ビットレートが多く)なります。
あとは実際にできあがったファイルサイズを見て調整してください。
右半分の音声関連の設定です。
まずneroAacEnc.exeがあるフォルダを選びます。
エンコード設定は好みで。ちなみに自分はAACLC-128kbpsです。
外部Muxerを利用するにチェックを入れて
MP4Box.exeのあるフォルダを選びます。
拡張設定のタブをクリックします。
その中の「自動フィールドシフトv7対応」「ビデオ先読みスレッド」にチェックを入れます。
あとはそのままで大丈夫なので、一番右下の「OK」をクリックします。
あとはファイルの名前を決めてエンコード開始です。
~実写編~
アニメとはエンコードの仕方が若干変わります。
変わる部分は、マルチパスを使うということ。
アニメのようにのっぺりしてない実写映像ではビットレートを最初から決めて
シングルパスより安定したマルチパスエンコードを用います。
映像の設定で、「マルチパス-1st PASS」を選択します。
ビットレートは3000でいいでしょう。
本当のフルHD(1920x1080)では、4000~5000くらい入れてもいいと思います。
逆にSD(640x480)では、1500とかでも構いません。
その後「OK」を押し、ファイル名を指定してから「バッチ登録」をクリックします。
「ファイル」→「プラグイン出力」→「拡張x264出力(GUI)」を選び、
出てきたウインドウの「ビデオ圧縮」をクリックします。
「マルチパス-Nth PASS」を選択します。
ビットレートは同じく3000です。
その後「OK」をクリックし、同じファイル名のままで「バッチ登録」をクリックします。
音声や拡張設定については、アニメと同じです。
これでマルチパスの設定は終了です。
バッチ登録について
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右下の方の「バッチ登録」をクリックすると
すぐにはエンコードされません。
バッチ登録をすることで複数のエンコードが連続で行われるため、
複数の動画を一度にエンコードさせる場合に使用します。
各動画に合わせて設定をして、バッチ登録をしておけば
A動画のエンコ⇒B動画のエンコ⇒C動画のエンコを
自動でやってくれます^^
TMPEG Enc Xpressではコレができないので
非常に便利ですよw
終わり次第シャットダウンする機能を選べばそのまま出かけたり寝てしまうことも可能です。
出力する際には
「ファイル」→「バッチ出力」を選びます。
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